硬い水、軟らかい水って何?
水には、大きく分けて「硬水」と「軟水」の2種類があります。「硬水」 ・ 「軟水」 よく聞く言葉ですが、水が硬い、軟らかいってどういう意味なのでしょうか。
水にはカルシウム・ナトリウム・カリウムなどさまざまなミネラル成分(鉱物質)が溶け込んでいます。
溶け込んでいるカルシウムやマグネシウムが多い水が硬水(硬い水)、一方、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が少ない水が軟水(軟らかい水)です。
この水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を測定し、数値化したものが「硬度」といわれるものです。一般的に、硬度が高いほど飲みにくく、低いほど飲みやすいと言われています。
■硬水の特徴
- カルシウム・マグネシウム、その他ミネラルが豊富に含まれている。
- マグネシウムが多く苦味が強く味にクセがある。
- マグネシウムが多すぎると胃腸障害を起こす場合がある。
- 石鹸がマグネシウムと結合し、泡立ちにくくなる。
■軟水の特徴
- カルシウム・マグネシウム、その他ミネラルが少ない。
- ミネラルが少ないので味にクセがなく飲みやすい。
- 料理やお茶・コーヒーなどに適している。
- マグネシウムが少ないので乳幼児の粉ミルク用にも適している。
1リットル中に含まれる、カルシウムとマグネシウムの合計を数値化したものが「硬度」ですが、その計算方法は各国で違いがあります。日本では、「簡便計算法式」を使うのが一般的です。
■硬度の計算式 硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)
硬度を分類するのにもいろいろな基準があり、やはり各国で違いがあります。日本の理化学辞典では以下のとうりです。
- 軟水: 0~178mg/l 未満
- 中間の水: 178~357mg/l 未満
- 硬水: 357mg/l 以上
有名なエビアン(evian)を例に硬度を計算してみます。
(カルシウム量 78mg/l×2.5)+(マグネシウム量 24mg/l×4)=291
エビアンの硬度は291mg/l、エビアンは適度なミネラルを含む中硬水に分類されます。
日本の水は、地方によってカルシウムやマグネシウムの含有量が少しずつ違いますが、沖縄の一部地域を除いてほとんどが軟水です。また、アメリカやヨーロッパの国ぐにでは、日本よりカルシウムやマグネシウムの量の多い硬水が多いようです。
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